ジロ完走!

やっと第20ステージまで観終わりました!Pettachi4勝目おめ!


今年のジロでも光と影がありました。
光はもちろんマリア・ローザのSavoldelli。予想だにしていなかった結果で復活を遂げました。山岳では独りで走る姿が見られましたが、チームがもともと総合狙いの編成ではなかったのだから致し方ないこと。本人が一番それをよくわかってて、状況を踏まえた走り方、戦い方をしていたのが印象的。「intelligent」という言葉がほんとよく合うなあと思う。
エネルギッシュなアタックやチームパワーでもぎ取る勝利は華やかで目を惹くけれど、その場の状況と自分の身の丈(変な言い方ですが)を把握してそれに応じたやり方を貫くというのも、アスリートとして必要な要素なのかなと感じました。


影はやっぱりSimoni。去年はダークホースCunegoにかっさらわれたマリア・ローザを是が非でも手にしたかったはず。それに値する能力と経験を備えているのに何故?・・・halohaloの個人的印象ですが、チームとしての意思統一がうまくいってなかったせいではないでしょうか。例えば一度大ブレーキで総合優勝が望めなくなったBassoがあれだけの復活劇を見せることが出来たのは本人の力以上に監督とチームの力があったから。そのチームとしての意志の力みたいなものがSimoniには足りなかったように感じられました。
過ぎてしまったことを言ってもしょうがないですけど、例えばジロ→Simoni、ツール→Cunegoというふうにはっきりと振り分けた方がチームとして動きやすかったのではないかなと思います。