波乱波乱!(第16ステージ)

優勝したラスムッセン、去年と同じく大逃げを決めてステージ優勝と
水玉ジャージをゲットしました。
今年はメンショフのアシストをしながらコツコツとポイントを稼いていて、
「このままデラフエンテに逃げ切られちゃうんじゃないかな〜、大丈夫かな〜」
と思ってたわけですが、いやいや何の。
一緒に逃げたバリャベッチとカザールを第2山岳で山岳で早々にちぎって
(というか2人がちぎれた)最後まで単独走行ですよ。
あまりにも山登りのタレントはずば抜けていたということです、お見逸れしました。

そして波乱のGC。ラルプデュエズマイヨジョーヌを着たランディス、これで優勝の公算が
高くなってきたなー、と思っていたら、まさかの大後退!!
ステージレースでは必ず来るという「不調の日」がこんな厳しくかつ重要なステージで
やってくるなんて・・・レースは本当に何が起こるか分かりません。

サストレはランディス後退のきっかけとなったアタックでステージ2位、総合も2位。
首位に返り咲いたペレイロとの差は1分50秒。
ステージ優勝狙いの動きを見せていたCSCですが、この急展開で今度はサストレの
総合狙いに的を絞ってくるはず。限られた戦力でもステージ2勝をあげてきた
CSC&リース監督がどんな戦略で来るか注目。

メンショフは遅れました・・・うう、ちょっと応援してたんだけど。
かわってGCあがってきたのがクレーデン。昨日のステージでも最終局面までアシストが
残っていたのはTモバイル。戦略的不安はあるとはいえ、チーム力があるのは事実。
この力をうまく使って有利な情勢にもっていけるのか・・・?(←そこが不安といえば不安)

クネゴたん、キター!
白ジャージが目の前です。フォーテンとの差は2分42秒。ここ2日間の勢いを保ては
ジャージゲットの可能性大。

泣いても笑っても山岳は最終日。ここで大勢が決まることは間違いなし。
GC狙いのチームがどういう走りをしてくるのかが注目。
CSCがんばれ!!